デコレーションをする際、どんな接着剤を使用していますか?

一般的な木工用ボンド?瞬間接着剤?

実は、これらの接着剤を使用しても、デコレーションは失敗してしまうのです。

デコレーションには、デコレーションに合った接着剤を使わなければ綺麗に仕上げることはできないのです。

 

デコレーション用接着剤とは

デコレーション用接着剤とは、その名の通り、デコレーション用の接着剤です。

デコレーションにデコレーション専用の接着剤を使用すると、接着剤が目立つことなく、非常に綺麗にデコレーションできるのです!

デコレーション接着剤にもたくさんの種類があるため、スワロフスキーなどのガラスストーンに接着する場合、アクリルストーンに接着する場合、スイーツデコパーツなどに接着する場合など、接着するパーツによって接着剤を使い分けることが、綺麗に接着するコツになりますよ!

 

 

デコレーション用接着剤の種類

デコレーション用接着剤は、基本的に「1液タイプ」と「2液タイプ」の2種類に分かれています。

1液タイプは、1種類の液のみを使用します。

2液タイプは、2種類の液を混ぜながら必要な分量の接着剤をその都度作り、その2種類の液が混ざって化学反応を起こすことで接着剤が固まるという仕組みになっています。

その1液タイプ、2液タイプの中では、主に、ウレタン系シリコン系の弾性がある接着剤(1液タイプ)とエポキシ系の接着剤(2液タイプ)が使用されています。

1液タイプ、2液タイプそれぞれでも、非常に多くの種類の接着剤が販売されており、それぞれに特徴がありますので、数種類使ってみて、自分の使いやすいものをリピートするのも良いですね。

 

1液タイプ接着剤とは?

<1液タイプ接着剤のメリット>

これに分類される接着剤は、デコレーション後、長期間経っても黄ばみづらく、透明のままです。

そのため、ストーンとストーンの隙間から見える部分もいつまで経っても綺麗です。

接着剤が固まる時間も短く、デコレーション後、早くデコレーションしたものを使うことができますし、重さが重いストーンでも位置が動くことなく接着できます。

さらに強度が2液タイプよりも強いものが多いです。

また、2液タイプとは異なり、化学反応を起こさないため、有害な気体が発生しにくいですし、比較的においも少なめです。

 

<1液タイプ接着剤のデメリット>

接着剤が固まる時間が短いからこそ起こるデメリットもあります。

接着剤が固まる時間が短いと、ストーンが定着するのが早いため、ストーンの位置をずらしたくてもずらすことができません。

そのため、初心者の人で、ストーンを目的の位置に上手く置くことができない人には向いていないでしょう。

また、粘り気が強く、ストーンの位置をずらそうとストーンを持ちあげると、糸を引いてしまい、その糸がストーンに付着してしまうことがあります。

そうなるとそのストーンは使えなくなってしまいますね。

 

<1液タイプ接着剤が向いているデコレーション>

強度が強いため、重さが重いストーンや、ストーンがいくつも重なる立体デコレーションに向いています。

また、強度が強い上に接着剤の黄ばみが少ないため、普段よく使用するスマートフォンケースやミントタブレットケース、鏡などの小物にも向いているでしょう!

 

2液タイプ接着剤とは?

<2液タイプ接着剤のメリット>

これに分類される接着剤は、デコレーションに必要な量のみ接着剤を作ることができるため、接着剤のフタを開け閉めする回数が少なく、接着剤が劣化しにくいというメリットがあります。

また、接着剤が固まる時間が1液と比べると長く、接着剤が固まるまではストーンを自由に動かせるため、初心者でもデコレーションしやすいです。

そして、液体自体に粘り気が少ないため、接着剤が糸を引いてストーンについてしまうということもありません。

 

<2液タイプ接着剤のデメリット>

一方、2つの液の分量が違うと強度が弱くなる場合があります。

また、デコレーション後、ストーンに衝撃が加わるとストーンが取れてしまったり、曲面にデコレーションするとストーンが取れやすいなど、強度に関しては1液と比べると劣ることがデメリットと言えるでしょう。

そして、有害な気体が出ることがあるため、疾患のある人や妊婦、子どもが取り扱うのには十分に注意が必要で、マスクをつけたり、換気をしたりしながらデコレーションを行う必要があります。

 

<2液タイプ接着剤が向いているデコレーション>

強度が比較的弱いため、平面へのデコレーションに向いています。

また、頻繁に使用するものへのデコレーションではなく、飾り物や人が頻繁に触れることがないものなどへのデコレーションが向いていると言えるでしょう。

 

デコレーション用接着剤を買うときは

デコレーション用の接着剤を買うときは、どれを買ったら良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。

1液タイプ接着剤の特徴と2液タイプ接着剤の特徴を知り、「自分は初心者だから2液タイプの方が向いているかも」と思っていても、2液タイプにもたくさんの種類がありますので、また迷ってしまうこともあるでしょう。

そのため、どうしても分からないときは、「デコ接着剤」や、「デコレーション用接着剤」と書かれた接着剤を購入すれば間違いはないです!

これらの接着剤のパッケージには、「こんなストーンに向いている」、「初心者にも扱いやすい!」などと記載されているので、選びやすいですよ!

 

 

デコレーション接着剤と一般的な接着剤の違い

デコレーションに木工用ボンドや瞬間接着剤を使うと、上手く接着できないのはなぜでしょうか?

 

<木工用ボンドの特徴>

木工用ボンドは、字のごとく、木材などの接着に適している成分が含まれています。

「酢酸ビニル樹脂」という成分の水分が、木材に吸収・蒸発することで固まる性質を持っています。

木工用ボンドをデコレーションに使用した場合、ストーンはガラスストーンでもアクリルストーンでも水分を吸収する素材ではないため、当然接着しません。

どんなに時間を置いても、一切接着しません。

そのため、デコレーションには向いていません。

 

<瞬間接着剤の特徴>

瞬間接着剤には、「シアノアクリレート」という化合物が含まれており、この化合物が空気に触れると、一瞬で固まる性質を持っています。

そのため、「瞬間」という文字が用いられているのですね。

その通り、一瞬で接着されてしまうため、一度ストーンが素材に接着されてしまうと、もう位置を動かすことはできなくなります。

また、接着剤が乾燥すると、白くなる性質を持っているため、ストーンに接着剤が付着すると、白く濁ってしまいます。

そのため、瞬間接着剤はデコレーションには向いていないのです。